You're my melody

だってシンデレラは、頑張りやでしょう?

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一ノ瀬志希による「秘密のトワレ」をもっと聴こう

アイドルマスターシンデレラガールズの個人曲は自己紹介的な要素が強い。

島村卯月は個性豊かな他のアイドル達に負けない様にもっと光りたいという曲。
高森藍子はお散歩・撮影好きな彼女がちょっぴりの幸せをみんなと一緒に探しに行きたいという曲。

キャラクターを理解したければ、その曲を聴きこむ事。
それがシンデレラガールズの曲の役割の一つなんじゃないでしょうか。
つまり、僕はこの記事を通して一ノ瀬志希の魅力をさらに発見しようという考えです。
僕は音楽的知識も皆無ですし文学的な物も科学的な物も持ち合わせておりませんので
あくまで素人並みに分からないことを整理して一ノ瀬志希とこの曲をもっと理解しようという魂胆から始まった記事ですのでご了承ください。

まずは歌詞で初見では分からない部分をまとめていきましょう。

・my secret eau de toilette
訳すと私の秘密の香水。(eau de toiletteはフランス語)
※香水は主に香料とアルコールと蒸留水で成り立っており、濃度によって名称が異なるそうです。
perfume…濃度15~30%・持続5~7時間
eau de perfume…濃度10~15%・持続5時間
eau de toilette…濃度5~10%・持続3~4時間(最も一般的)
eau de cologne…濃度3~5%・持続1~2時間

志希ならperfumeを作ってもおかしくはないのでしょうが、あくまでもこの曲で語られているものは
「ずるいと言われてもいいよ君が好きよ」
「麝香に隠した秘密の分子」
のような歌詞から分かる通りシークレットなものになりますから
eau de toiletteが適切になる訳ですね。

・獣脂
獣類から取った油。これに浸かるとか狂気の沙汰。バスタブに満たせるほど集めるのも狂気の沙汰。

・麝香
雄のジャコウジカの腹部にある香嚢(ジャコウ腺)から得られる分泌物を乾燥した香料。
リラックス作用・睡眠改善・ストレス緩和の効果があるとか。

・ジョビ器官
フェロモンを感じ取る鼻の中にある器官。

・フェニルエチルアミン
異性に好意を持ったり、何かに集中しているときに脳内で分泌されるホルモン。
脳下垂体から分泌され、脳内で性的興奮と快感に関係する神経に作用するもの。
「la la love potion 脳下垂体へ届け」という部分はここに関係している訳ですね。

・cupid(クピド)
キューピッドのラテン語読み。
駆け引きも告白も私にとって戯れ。
飛ばしちゃっても問題ないよね?って感じ。

さて、では内容に入っていきましょう。

<『君』の存在>
志希はプロデューサーのことをプロデューサーと文字通り呼ぶ時もあれば、キミと呼ぶ時もあります。
ボイス集を探ってみると初期はプロデューサと呼んでいますが
最近のイラストではキミ呼びがほとんどになっています。
何の事はなく、単純にこの曲の中に出てくる君はプロデューサー、志希が狙っている意中の人の事です。
しかし、歌詞カードを一度ご覧下さい皆さん。

・1番
恋は化学式 君には きっと狂気の沙汰
            ↑

・ラストサビ
恋は化学式 君には きっと狂気の沙汰
            ↑


微妙な違いですが、『君には』の後が全角スペース・半角スペースと異なっています。
果たしてこれは単なるミスなのでしょうか。
歌詞カードの中でスペースが空いている部分を見ると、大サビ以外のスペースは全て全角となっています。
これは意図的と捉えてもいいのではないでしょうか。

そう考えると、1番の『君』。
全角という事で少し間が空いていると考えると、この君はこの曲を聴いている僕たちな気がします。
この曲での意中の人の仕留め方については常人には理解以前に、この媚薬の入手さえも不可能です。
歌詞の流れを考えてみましょう。
獣脂を満たしたバスタブに浸かり、抽出したものを香水に投与して作った秘密の香水。
そんなことあなたには教えずに吸わせちゃう。
ゆっくりと、瞳孔が開いて私に堕ちるその瞬間を見つめたいの。
ほら、こんなこと君(たち)にはcrazy thingsでしょ?

となると、この『君』は聴いてる僕たちです。

ラストサビの『君』は
こっちは意中の人に対しての『君』です。
2番ではこうなった理由が語られています。
主にフェロモンの対象となっている『君』をメインに進められており、
最終的には一線を超える準備までできていると主張しています。
また、僕は「my secret eau de toilette…」の部分は秘密の残留物が効いている描写だと思っています。
最後には連続してこの描写があるのですから、もう『君』しか見えなくなっている状態ですね。
となると、この『君』は意中の人ということです。

<別格な仕上がり>
キャラソンはそのキャラが歌うからこそ味が出ます。
この秘密のトワレという曲は、志希以外のキャラクターが歌ったとしてもこの雰囲気は出せないと思います。
さらに言わせてもらうと、一ノ瀬志希以外が歌う秘密のトワレを聴きたくありません。
そんな当たり前のことを何故今言うのかというと、この曲は一ノ瀬志希というキャラクターを研究し尽くされて作られた曲だからです。

さて、この曲を語る上で作詞・作曲を担当したササキトモコさんのブログは必見です。

「一ノ瀬志希「秘密のトワレ」発売!」
なんと、ササキトモコさん自体も「匂い」好きではないですか。こういった運命的な要素もこの曲の魅力の一つですね。
上記の記事で曲の紹介としてはこれ以上ないものとなっているので、僕の様な全く関係ないファンとしての意見なんて不要なくらいです。
製作にあたってササキトモコさん自身の匂い好きなこともあり、とても苦悩し、
こんなことをクリエイターに言うのは失礼かもしれませんが、心の底から良いものを作ろうとしてくれている誠意が見受けられました。
そしてアイマスの音楽ディレクターの石原さんに"18歳ならではの色気"を何度も指導を入れられて
苦労の末に今の歌声を完成させた新人の藍原ことみさんに対しての期待も持たれています。

この曲からは感じたのは、ギフテッドならではの孤独であったり18歳らしからぬセクシーさだったりするんですが
現実で考えると、この曲がデビュー曲な訳ですよね。
いきなり世に出てきたアイドルが、この曲を引っ提げて音楽界に挑戦する訳ですよ。
なんだこの曲?と思った人が大多数でしょうね。
他の曲では応援してくれる皆や夢、色んな情景が浮かんでくるわけですが
Cute曲でありながらCool・Passion曲でもない、「一ノ瀬志希という属性」といっても過言ではないぐらいに
私とその相手、そして媚薬の情景しか浮かび上がってきません。
強引に独占欲を持ちながら媚薬を嗅がせ、手に入れた『君』。
きっと聴いている君たちには理解できないだろうけど私にはこれが手段なの、と圧力的に言い放ちながら『君』を仕留める。
そんなマッドサイエンティスト的な存在であっても、Cメロの存在がを少女に引き戻しています。

「清浄なる世界で君とこうなりたかった ああ もう戻れない ごめんね」


この部分はあくまでも一端少女の気持ちが垣間見えただけで、その後のラストサビで彼女は再度孤独なギフテッドに戻ります。
自分に言い聞かせるように、一人の少女としての気持ちに上書きするようにmy secret eau de toilette…と歌い上げる。
なんて悲しいのでしょう。そして彼女の純粋な気持ちが分かる部分はここしかありません。なんて悲しいのでしょう。そして、この二人がどうなったのかは誰にもわかりません。
皆を元気づける曲、アイドルとして輝きに向かって走り続けたいという曲、あなたが大好きですという曲、どれにも当てはまりません。
シンデレラガールズの中で一際異彩を放っています。

ましてや、大抵の事に興味が尽きてしまった彼女です。
極端ですが、キャピキャピのアイドルソングや、中二病全開な曲だったとしたら彼女自身は唄いたがらないと思うんです。
「なーんか歌う気起きなーい」と歌詞の載った紙を投げ出してしまうんじゃないでしょうか。
この曲であれば、そんな彼女がレコーディングが朝から晩まで丸1日かかってしまい、音楽プロデューサーの指導の下、完成した歌声を聴いてレコーディングに関わったすべての人が息を飲むくらい完璧に歌い上げるところまで想像できてしまうんだから驚きです。
冒頭で僕はシンデレラガールズの楽曲には自己紹介的な要素が強いと書きましたが
徹底的に一ノ瀬志希を突き詰めたこの秘密のトワレを、僕は究極の自己紹介ソングとして位置づけたいと思います。

そして藍原ことみさんの歌声にも注目です。
藍原ことみさんの地声は志希にゃんの時の声と違いとても低いのです。
その為、”演技している感”がとても強くて、地声から切り替わる瞬間が素晴らしい。
ギフテッドであるが故に誰も理解してくれない儚さ、18歳ならではのやり過ぎない妖艶さ、志希にゃんが持つ要素が全てドンピシャで声にハマっている声だと僕は思います。
晴れてワンダーフェスティバル2016のアイマスステージにて初披露となったのですが、実際にライブで歌うとなると音が取りにくそうで難しい楽曲。
僕はSSA1日目に参戦するので、あの時からの成長具合にも期待したいです。頑張れことみん。
今回記事を書くことで、改めてこの曲がメロディを楽しんだりするだけではない、自分にとって特別な曲になりそうです。
素敵な楽曲をありがとうございます。特にササキトモコさんには頭が上がりません。

余談ですが、藍原ことみさんは3rdライブに出演していません。
でも、ワンフェスの衣装が3rdライブの軽衣装だったんです。
秘密のトワレと同日発売したCD組(ありす、早苗さん、周子、桃華ちゃま)の中の人4人はライブに出演していてその衣装を着て既にステージに立った訳ですよ。
なので、ワンフェスステージで藍原ことみさんが出演し、3rdライブの軽衣装を着ることで、同日発売した5人全員が3rdライブの衣装を着ることが出来たことになる訳なんですよ。
これめちゃくちゃ感動しませんか?

またまた余談ですが9月3日に行われた4thライブで、開場後のホール内に楽曲が流れるのですが、開演直前のBGMがこの曲でした。
興奮して動悸がおさまらずに思わずデレステの振り付けを踊り出してしまうほどに、最高の開演を迎えることが出来ました。
この選曲にも感謝です。

みなさん、もっと秘密のトワレを聞きましょう。
そして一ノ瀬志希というフェロモンにジョビ器官を制圧されて彼女の虜になってください。

参考
香水豆知識 http://www.kaoli.com/kimamani/kimamani0003.html
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